嫁への愛について

嫁に関しては、なにの不満もない。僕にはない長期的な見通しができる人だし、そのための努力もできる人。文句は多いけど。お酒は飲まないから浮気もしづらいだろうし、好きでいてくれるし、仕事にも理解がある。

公務員で安定収入があって、財布は別々で、浪費はしない。僕にはほぼノータッチ。理想的な嫁。

なにより僕は彼女に恩がある。大学時代、いま振り返ってもクズ。口だけのクズの横にいてくれたことはおそらく今の自分仕事につけた第一の部分だったように思う。彼女がいなければ無職とまではいかないが、、やりがいのない職業をゾンビのようにこなしていただけだろう。

彼女を悲しませるようなことはしないよう努めなければ。

「HAPPY LIFE.HAPPY WIFE.」

結婚の際に尊敬する方から頂いた言葉は一生忘れずに大切に実行していこうと思う。

忙しければ忙しい程モテるらしい

それは自分の中でそういうものらしい。

そういう関係になるタイプが似ている。

タイプについて

・バリバリ働いている

・普通にモテそう・本人はモテないと言っている

・容姿に自信たっぷりではない

・家をきれいにしている・細かなところまで

しっかり自立している女性だからこそ、まだまだプライベートも仕事もがんばりたくて、なにかに本当は囚われたくない。そこで彼女、もしくは嫁がいると知ったうえで、僕との関係はちょうどいいのかもしれない。美味しいご飯が食べれて、それなりにやさしくできて、セックスはどうだかしらないが、ふんわり恋人プレイができる。そして拘束しない、だれにも言わない(言えない)「我が強くない、聞き役」が、疲れがちなアラサー女性には需要が高いのかも。

ぽに言われた「あなたは私のことを本当に好きにならないからいい」という言葉。ちょうどいいという意味なのだと思うけれど、彼女にとって自分が本命になるということはありえない、僕にとってもありえない。だけれどもうちょっとこの心地いい妄想の中で遊んでいたい。

大人の火遊び、もしくは骨休め。

大人になって…

結婚したことによって変わったのは嫁への感情。家族であるという感覚は割に大きく、何よりも優先される感じ。育った家族の影響もあって、離婚などはとても考えられず裏切るつもりは一切なく、愛していると大事の感情は嫁が一番である。それは嘘偽りなく。本当の気持ち。

それがゆえ最近出会った人は自分にとって不思議な感覚。

尊敬していた人、ファンだった感覚、とてもしっかりした人であるということ。横にいるとやはり誇らしい。時間の使い方、生き方など横でずっと見ていたい。検索を幾度となくしてしまう。このサーチはもうやめたい。なぜしてしまうかというと、「自分がつぶやいている人より優位にいる」と感じたいからという極めてオナニー的な感覚だから。これは相手にとっても失礼。

横にいるにふさわしい魅力的な人間になりたいと、大学時代の屈折した向上心とは違う、前向きな気持ちが生まれた。

ふさわしい人間とは、お金をしっかり稼げる人。人望がある人。「なんであの人なの?」と言われない人。話していて、しっかり何かを与えられる人。単純に「魅力的な人」になりたいのだと思う。

この感じは社会人になってから思ったことがなかった。この仕事をしているというある程度の自己実現で満足をしてしまっていて、その上を目指すことを忘れていた。もっと必死に生きなければという感じ。

自分の欲望に正直になると望んでいるのは、できるだけこの人と長い間この微妙な関係を続けることなのだと思う。どう考えても一時的なもの、だけれど自分が彼女にとって出涸らしにならなければ、メリットになりうるではないか?

そもそもあっちが求めているのはメリットなのか?単純にそばにいてほしい人?恋人ゲーム?

なんにせよ、今のただのファンより優位にたっている俺、という感じではあまりに無意味すぎる。もうちょっと必死に生きようと思った。