友人の結婚式

大学の友人の結婚式にいってきた。

大変素晴らしい式、たぶん我々が行うものの理想形的な(実際に自分の趣味にあっていた)形。こじんまりとしていつつ、温かい感じ。二次会のパーティも楽しかった。人前式の誓いの言葉をきいているときに、あの言葉を本心から言うことの重さを今から思う。

そして深夜に「ちょっと電話していい?」から一時間ほどの電話。人と話したいという気持ちってこんな感じだっけ。くだらない状況報告から、くればいいのに。打ち上げを抜け出そうなど、ファンからしたら殺されるぐらいのほこっとする付き合いたての話。二人でする会話が楽しいという時期、好意がお互い向いていることが気持ちいい時期。わかっているのは本当に外に出してはいけないということ。とにかく自制的に、慎重に。酔っぱらって何かを言ってしまわないようにすること。そういう意味でひとり友人のみにうち明けていて、その人が止めてくれていることは友達としてありがたい。たぶん現状を「こいつ馬鹿だな」と思っているだろう。

話の中で「お互いの話聞いてないね」はあちらも思っていたことなのだ。たぶん妄想遊びのひとつとして、それぐらいがいい気がしている。干渉しすぎず、「好きになりすぎない」ことが重要なのだ。

おそらくこの関係の終わりは、あちらに彼氏ができること。どちらかが本気になってしまうこと。そういう時以外は好きと言わないこと、付き合うなどのワードがでないこと。お互いの関係について、わりとずっとオープンでいること。

嫁がかわいくてしょうがない気持ちは変わらず。美味しいものをふたりで食べる幸せ、一緒に寝るときのあったかさ、献身してくれるなど、裏切ってはいけない気持ちと二律背反な感情。好きという感情に敏感になっている、そしてセックスというのものに敏感になっている分、大変気持ちいいセックスもできている。逆にいうと?プライベートで「刺激」がない生活において、なれあいのセックスはずっとできるのだろうか。

あと2週間は仕事、並行して結婚式の準備を行く予定